☆泣きたくなるのは、そういうホルモンが出ているから、と心得る
恋がうまくいくと、女性はとても幸せです。何をするのも、楽しいものです。
一方で、彼にちょっとでも冷たくされたり、恋がうまくいかないと、気持ちが落ち込み、体がだるく鬱々とするものです。
なぜ、女性は、恋愛によって、こんなにも心が揺れるのでしようか?
2人の関係が良好なときには、心を安定させている女性でも、ひとたび、その関係が崩れ始めると、ほんの些細なことにイライラしたりします。
泣いて、ひたすら落ち込んでみたかと思うと、今度は建設的に問題を解決すべく、彼と話し合おうと試みたりします。
その姿は、見ているこちらが疲れてしまうほどです。
それは、性腺刺激ホルモンや交感神経が、なんらかの外的影響によって刺激されることから、そのような状態がつくられているためなのです。
では、性腺刺激ホルモンは、どんなときに分泌され、男女の行動に影響を及ぼすのでしようか?
男性の体には、常時、性腺刺激ホルモンは分泌されていません。
好みの女性が目に飛び込んできたり、 エッチな本やビデオを観る、などの刺激を受けると、性腺刺激ホルモンが分泌されます。
一方、女性は、常に受胎ができる受け身の状態にしておかなくてはならないことから、性腺刺激ホルモンが出続けている状況にあります。
性腺刺激ホルモンが出ると、感情の起伏は激しくなります。
つまり、女性は、体がホルモンを分泌し続けていることにより、常に外的影響を受けやすい状態で日常を送っているのです。
加えて人間の感情には、恒常化の習性があります。
感情がなんらかの外的な影響を受けてバランスを崩してしまうと、大脳皮質は反省を繰り返して、元の状態に戻そうとします。
ですから、女性は、外的影響を受ける、直常化の習性により元に戻す、の繰り返しによって、泣いたかと思うと建設的に話し合いをしようとする不思議な行動を取るようになるのです。
彼がそっけないのは、愛に満たされ、 戦闘態勢に入っているから
この女性の心のメカニズムを、男性がしつかりと把握して、女性に接してあげられればよいのですが、残念ながら、世の中において、 そのような男性は多くはありません。
では、男女の本能がこのままずっとすれ違ったまま恋愛を続けるしかないのででしょうか?
女性は不安定なまま、過ごすしかないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
男性の言動のどんなところが、女性を不安にさせているかを、彼の言動の一つひとつに動揺することはなくなります。
皆さんが深く理解してしまえば、すごく盛り上がったデートの翌日、女性は前日の甘い雰囲気を引きずったままメールをします。
しかし、男性は一夜明ければ、気持ちも入れ替わって、簡潔で素っ気ない返事を出したりします。
すると女性は、「あんなに優しかったのに、私、彼の気分を害することをしてしまったのかしら?
この間、内緒で行った合コンがバレちゃった?」、と、焦ったり、落ち込んだりしてしまいます。
そこで思い出してほしいのが、何度も言いますが、男性は日々闘う生き物だ、ということです。
咋夜はあなたとの楽しいデートで心を癒やされ、彼はパワーチャージができたのです。
そこで、今日は心も新たに、戦闘態勢でいるのです。
ガッカリすることは何もありませんよ。
彼はあなたと幸せになるために、頑張ろうとしているだけです。
期待していた甘い言葉が返ってこなくても大丈夫。
彼は、あなたの愛によって満たされ、男の本能のままに立派に生きている、と理解しましよう。
このことを理解していれば、女性は想像や思い込みから彼に激しく怒ったり、深く悩んだりすることもなく、むやみに傷ついて泣くことから開放されるはずです。
裏づけもないまま、思い込みや想像に振り回されて泣くのではなく、
美しく揺るがない、朗らかな女性になる方法を学び、幸せな恋愛を手に入れましよう。