☆お金を受けとることへの抵抗感をきっぱり捨てる
早速ですが、あなたに一つ質問があります。
お金を「支払う」ことと、「受けとる」こと、どっちが好きですか?
こう聞くと、ほとんどの人は「もちろん、受けとることです」と答えることでしょう。
ところが実際には、「お金を受けとるのが苦手」、という人はとても多いので
す。
友達や知人だとお金の貸し借りのルールがあいまいになって、なかなか返してと言えない。
※何かを人の代わりに買ってきてあげて、お金を渡されると、「いいよ、お金は」と言ってしまう
※親切でやってあげたことに対して、「これ少しだけど」とお礼のお金を出されると、「とんでもないです!」と言って絶対に受け取らない自営業なのに「領収書ください」と人の前で言いづらい嫌われたくないとか、がめつい人と見られたくないとか、いい人に見られたいという気持ちが先行しているのかもしれませんが、こういう人は意外と多いです。あなたはいかがでしょうか?
お金は欲しいけど受けとることが苦手という人のなかには、お金に対してよくないイメージを持っていて、それがブロックとなって、お金を無意識に拒絶していることがあります。
ここで「無意識に」と書いたのは、本人は無意識にそういう言動をとっていることがあるからです。
私たちは通常、「無意識」に支配されていると言っても過言ではありません。
「無意識」とは心理学では「潜在意識」と言われ、私たちの意識全体の90%を占めるとも97%を占めるとも言われています。
つまり、この「潜在意識」は、日々の習慣や価値観、倫理観、思い込みなどを通して、私たちの言動を支配しているのです。
たとえば、
お金があるから犯罪やトラブルが起きる
お金は汚いものだ
お金なんかなくても幸せになれる
お金は汗水たらして苦労して得るもの
私はお金に縁がない親も貧乏だから、私もきっとそうなる夢賢い人だけが得をする
夢私は何の能力もないからお金持ちにはなれない
このような考えを持っている人は、「無意識」にお金を避ける言動で、お金を受けとるときに拒絶反応が出てしまうのです。
つまり、なんらかの形で受けとりを遅らせたり、少なく受けとったり、いら
ないと言ってしまったりするのです。
だからこそ、このような「お金に対するブロック」を外すことがとても大切
なのです。
POINT
「潜在意識」が言動を支配している