お金を生み出すのは意外と簡単と思っていい
今の時代は、主婦でもアイディアさえあれば稼げる時代です。
アイディアを考えるうえで、ニーズとウォンツという言葉があります。ニー
ズ(必要性・必要とされていること)と、特にウォンツ(欲望・欲しいと思わ
れていること)が満たされるような価値を提供すれば、そこに対価であるお金が生じます。
あなたが持っている技術や知識が誰かに必要(ニーズ)とされていたり、ま
たは商品やサービスを誰かが欲しがっていたり(ウォンツ)すると、お金を支払ってあなたから学びたい、あるいはあなたの商品やサービスが欲しいしと思うものです。
しかも、今はインターネットがありますから地域の垣根がありません。もっと言えば国境も関係なくなりました。
ですから、アイディア次第でなんでもできてしまう時代になったのです。
具体例でいうと、あなたはビーズアクセサリーをつくるのが上手だとします。
自分では、ジュエリーなどよりも価値も劣るし、ましてや自分なんかがつくっ
たアクセサリーを欲しいと思う人なんていないだろうな⋯⋯と思っていても、
なかには、本物のジュエリーよりも安いし手軽に使えてかわいいし、そっちの
ほうがスキーと思う人もいるわけです。
その人が必要としていて、そしてそれを欲しいと思ぇば、そのビーズアクセ
サリーは売れるのです。あとは売り方を知れば、もしかしたら大ヒットするか
もしれません。やってみなければどうなるかは誰にもわからないのです。
ある人は自分で作った犬の服をペットに着せていたら、近所の人に自分も欲
しいからつくってと依頼され、オークションで販売してみたら大ヒットで、主
婦をしながらの起業を果たし、かなりの額になっていったそうです。
こういう素敵な話を聞くと、つい自分と重ねて妄想してしまいます。
私は今の仕事がなかったら、いまだに
貧乏な生活をしていたと思います。
さて、もしあなたがこれから何かご自身で仕事ができるとしたら、何をした
いですか? 制限をつけずに考えてみませんか?
に、昔のことですが、私の母は生前、機械編みのセーターづくりが得意でした。
最初は自分のためにつくっていたら、近所の奥様方に頼まれて、1着数千円でつくるようになりました。
20年も前の話ですが、このセーター
数万円以上)
づくりで、母の月のお小遣いは当時の金額で数万円。
こうして考えてみますと、誰にでもお金を生む力があり、あなたもちゃんと稼げるはずなのです。
ただし、世間に何か価値を提供しよう、という気持ちよりも、自分の儲けば
かりを優先してしまうと、継続的に収入を得るのは難しくなります。私はそれ
を「荒稼ぎ」と言っています。それは一時的な儲けでしかない。
なので、私が思うにwin-win(両者にとって益がある)の関係以上に、
世の中への貢献のgiveの気持ちがあると、もっともっとお金は増えていき
ます。それがお金の法則だからです。
最後に、どうやっていいアイディアを生み出せばいいのか? ということに
ついてお話しします。
アイディアの質は、インプットの量に比例すると言われています。
つまり、何かをしたいと考えたときに、関係する本を読んだり、インターネットで調べたり、セミナーに行ったり、経験者と話すなど、できる限りインプットの量を増やす必要があるのです。
そのようにアンテナを立てていますと、ふとした瞬間、たとえばトイレのな
か、お風呂に浸かっているとき、散歩中、家事の最中などに、アイディアが
パッとひらめくことがあります。
そのアイディアが小さい頃からの自分の得意分野と重なっている場合、成功
の確率も高いと言われています。
分に限界を設けてしまったときに、あなたの人生はそこで成長がし
しまいます。
ぜひ制限をつけずに、ワクワクしながら自由に思いを巡らせてください。
今の時代はすべての人に可能性がある
ワクワクしながら妄想しよう。