☆行動できない人は、 行動を阻害する思考の癖がある
いつも締め切りギリギリで仕事をしてしまう、やるべきことを先延ばしにしてし
まう、悩んでばかりで行動できない、という人がいます。
その一方で、どんなことでもすぐに行動に移し、どんどん結果を出している人も
います。やろうと思ったらすぐに行動に移す。大げさではなく、10秒で決断し行動
しているのです。
これは一体何が違うのでしょうか。
行動できない人の原因は、「行動を阻害する思考の癖」を持っていることです。
やりたいことや、やらなければいけないことがわかっていても、いざ行動しようと
するとき、行動にストップをかけてしまいます。
行動できる人になるためには、その行動にストップをかけてしまう「思考の癖」を取り除く必要があります。
が、その癖に気がついていないからです。ダメな自分を変えたいと思ってい
もちろん、そう簡単にはいきません。行動できないことに悩んでいる人のほとん
その思考が習慣になっているので、意識の力ではそう簡単に癖を直すことはできま
せん。
ですから、まずは、自分の思考の癖を認識することが大切です。
「何かやりたいことが見つかったとき、なぜいつも自分はやらないのか?」
「やらなければいけないことがあるのに、どうして自分は先延ばしにするのか」
などを、一度しっかり認識しましょう。
本章では、あなたと同じように、行動にストップをかけてしまう人の共通点を紹
介していきます。
「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、同じ思考パターンに陥ってしま
う人の特徴を見ていきましょう。