☆行動できない人は、 自分をフリーズさせる癖がある
行動できなくなるシチュエーションに「困難と出合ったとき」があります。
人は対処法がわからないとき、2つの思いが葛藤し合い、行動を止めてしまうのです。
「頭が真っ白になって何もできなかった」
「あれもこれもやらなければならない、と考えると行動できなくなる」
「考えが堂々巡りをしてしまって、何をしていいかわからなくなる」
「解決に向けて行動しよう」という思いと、「行動できない」という思いが対立し、
葛藤することで、フリーズ(思考停止)状態になっているのです。
その結果、行動できなくなります。思考が行動にストップをかける典型例です。
そんなときには、どうしたらいいでしょうか?
フリーズ状態を解除する方法は、自分の中でぶつかり合っているそ思いを全部書き出すことです。
「失敗して上司に怒られたらどうしよう」
「クレームが来たらどうしよう」
などなど、さまざまな思いが書き出されることでしょう。
心の中の思いを「書き出す」ことは、「掻き出す」ことです。
一度、すべて掻き出してしまえば、頭の中はゼロベースになり、客観的に状況ややるべきことを整理することができます。
たくさん出てきたら、フセン(付箋)に書いて、並べ直してみましょう。
分類したり、順序を考えて並べ直してみたりしていくと、自分の中の何と何が葛
藤しているのかがよく理解できます。
それを俯瞰して眺めていきながら、
「本当はどうありたい?どうしたい?」
「葛藤が解決されたらどうしたいのか?」
ということを自問してみてください。
そうすると、まず解決後の姿(状態)、つまりゴールが明確になります。
ゼロベースで考えられますので、そこに葛藤はありません。
その上で、フセンのいらないものを捨てていきます。
ほとんどが不安なえても意味のない思いのはずですから、それらが消えていくでしょう。
ているのは、やるべきことだけです。
何をどうやるか、どういう順番かに整理をつけるのは難しくないでしょう。
あとは、それを行動に移すだけ。
このとき初めて行動できる状態になったのだといえるのです。
フリーズ(思考停止)状態を解除する
①フリーズしたら、自分の中に
あるぶつかり合う感情や思
いをフセンに書き出す
どうしょう 失敗したら お客様
連絡する あやまる
②フセンを並べてみよう。
順番を変えたり、分類し
たりすると、何がぶつかっ
ているのかが見える
報告する 上へ クレームが
③最後にいらないフセン
を捨ててみよう!すると
感情の葛藤もなくなる
スッキリ★