☆行動できない人は、 「時間があれば解決策は見つかる」と考える
「ああ、もっと時間があったらなあ」
「1日28時間あったらなあ」
あなたもそう思ったことがあるはずです。
行動できない人は、「時間がもっとあったらなんとかなるのに」と考えてしまいます。
しかし、時間があっても、結局締め切りが近づけば、同じことを思うはずです。
なぜなら、行動をしない人というのは、残り時間と仕事を進める時間がわかって
いないからです。
人生に与えられた時間には限りがあります。
仕事やプロジェクトという単位でも同じです。
始まりがあれば終わりがある。
どんな仕事にも締め切りがつきものです。
「時間がないからできない」で済まされるはずはなく、限られた時間の中で最大の結果を発揮することが求められています。
時間があったら」と思う気持ちは理解できます。
しかし、それはないものであるとあきらめましょう。
行動できない人は、時間が増えても同じ結果になるはずです。
ではどうすればいいのか?
まずは、思考を変えることから始めましょう。
時間が足りないと考える人の思考は、「これしかない」→「でも時間が足りない」
で終わってしまっているのです。
そういう人は次のように考えるのです。
時間は有限、だが打つ手は無限。
これはただのポジティブシンキングではありません。
当に打つ手は無限にあります。何かをやり遂げるときに、方法がひとつしかないということはありません。
やり方によっては、時間が倍にもなり、余ってしまうことすらあります。
時間や労力のかかる解決策もあれば、簡単かつすぐにできる解決策もあるでしょ
う。
時間が限られているので、もっとも効果的な解決策を見つけ、実践しましょう。
そのために大切なのは、すぐに行動しすぎない、ということ。
思いつきで行動するのが悪いわけではありません。
しかし、はなから時間がないとあきらめてしまって、思いついた解決策をすぐに実行するだけでは、失敗する可能性も高くなります。
行動を始める前に、10秒くらい使ってまずほかの解決策を洗い出してみてくださ
い。
それでどんどん解決策のアイデアが浮かぶようだったら、すぐに行動に移さず
に、どのアイデアを使うかを考えてみましょう。
解決策は、決してひとつではありません。
登山の仕方にいくつものルートがあるように、問題の解決策も複数あるはずです。