ウェディングスタイルの最新情報
結婚を誓い大切な人達にお披露目する場
ふたりが結婚を厳かに誓う「挙式」と、その後に結婚のお披露目と祝宴を兼ねた披露宴を行うのが、結婚式の一般的なスタイルです。
このスタイルが盛んに行われるようになったのは戦後のことで、その趣旨と内容は、時代の流れに合わせてつねに変化しています。
1990年代には、ありきたりの結婚式は敬遠され、ふたりのオリジナリティを取り入れた結婚式「オリジナル婚」が生まれ、個性的な演出が大人気でした。
現在では、そのころ流行した、行きすぎの個性的な演出を見直されています。最近は、ふたりらしさを大切にしながらも、これかでお世話になった周囲の人たちに感謝を伝えるため、招待客へのおもてなしが重視される「おもてなし婚」が主流になっています。
おもてなし・感動を伝えるためのスタイルとは?
「おもてなし婚」では、招待客の立場に立って結婚式の内容を考えます。披露宴の料理や引き出物のランクを下げるなどの、おもてなしにかかわる部分の節約は避け、演出もリングリレーや、デザートビュッフェなど招待客が参加できるものにする傾向があります。
ウェディング業界のあれこれ
かつて結婚式場といえば、ホテルと専門式場でした。最近では新郎新婦の多用なニーズに応えるため、プロデュース会社が運営するゲストハウスや、レストランなども登場しています。新郎新婦の選択肢はますます増えています。
招待客へのおもてなし重視のおもてなし婚
高砂席から動かなかった新郎新婦も今や招待客と同じ席に着くケースもあります。招待客とより近い位置でおもてなしをしたいというケースが増加しています。
ありきたりでない二人らしいスタイル
形式にとらわれるのではなく、二人らしさを表現したり、招待客をあたたかくもてなすような挙式・披露宴のスタイルが支持されています
厳かな雰囲気の和婚が人気
ここ数年、白無垢などの和装で神前式挙式を行うケースが増加しています。歴史ある神社で、厳かな気持ちで結婚を誓えることや、着物が着られるのが人気の要因です。