貧乏自慢、安物自慢を一切やめる
お金がたくさん欲しいといいながら、真逆な思考と行動をしている人はたく
さんいます。その結果が、現在得ている収入なのです。
それは、子どもの頃から親によってお金の感覚が刷り込まれ、そして社会の
常識と言われていることも刷り込まれ、その思い込みが、「お金をたくさん持
つのはよくないことだ!」というお金のブロックとなり、知らず知らずのうち
にそのブロックが固定されてしまっているからです。
そのブロックは、どんなところにあらわれているかというと、自分よらお金がある人へのひがみやねたみ、という形で表面化します。
さらには、日本人には清貧の気持ちが根づ
いています。そして「足るを知る」という言葉の解釈を誤解している人たちが
たくさんいることにも、それがあらわれています。
「足るを知る」の言葉には続きがあり、「足るを知る者は富めり。強めて行う者は志有り」。つまり、「足るを知る者は富めり」とは、今得ているものに満足
し、感謝の気持ちがあると豊かになっていくという意味なのです。
ここで、豊かな気持ちになるトレーニングをしてみるのはいかがでしょう
か?非常に簡単なことです。
特別な日ではなくても、いつもクローゼットの奥にしまい込んでいるような
上質なものをふだんから身に着けてみてください。
ジュエリーや上質な洋服なども普段使いにするのです。
まりお金がなくても、他の人からお金持ちに見られたり褒められたりしたら、それを受け入れてみる、というのはブロックを外すための一つの方法
です。
貧乏思考の人は、周りから「うわー!それ素敵!高そう!」と褒められ
たとき、ほとんどの場合、自分を落とす言い方をします。「そんなことないの
よ。これ、超安かったの」と言って、安物自慢をしてしまいます。
しかし、これは周りの人にも自分にも、「私は安物を身に着けています」と
いうのをインプットしていることになるのです。
ある起業家の話ですが、彼は貧乏だった頃、どんなにお金がなくても、お金
がないような振る舞いは一切しないよう努めたそうです。
お金がなくても外に出るときは一流のものを身に着けていましたし、1日1食
しか食べられなくても、友達との食事では気前よくおごっていたそうです。
周りからは当然、「あいつ金持ちだよな」と見られているわけで、数年後、
本当に彼は億万長者になったのです。
彼は見栄っ張りなのではありません。マインドが"お金持ち"なのです。お
金持ちならどういう行動をするのかを考えて、それに沿って生きるようにして
いたら、現実が追いついてきたのです。
れは、「マインドを変えれば結果も変わる」ことの一例で
お金持ちに見られることを否定することはお金を否定することにつながりま
本当は全然お金持ちの生活なんてしていないのよ」と言いたが
言った時点で言霊の力がありますから、本当にそれが成就してしまうというこ
とを覚えておいてください。
私も以前は貧乏自慢ばかりしていました。働いても働いても貧乏でしたし、
暇もないし、毎日家計簿をつけていて、お金がなくなっていくことに心を痛め
ていると、なぜかさらに赤字になっていく⋯⋯そんな日々を過ごしていました。
そんな時代を経て、私のお金の廻り方が変わってきた理由は、いくつかあります。
まず、お金があまりなくても、豊かに見えると言われたら、一切それを否定
しないで受け入れ、貧乏自慢や安物自慢をやめることにしました。そう!一切やめました。
そして、お金に関係することすべてを否定しなくなりました。
たとえば、よく口に出して言っていたこんな言葉もやめました。
「食べていけるだけのお金があれば幸せだ」とか、「お金で幸せは買えな
い」とか「世の中お金じゃない」
という言葉です。
これらの言葉を使わなくなってから、私は運気が大きく変わってきました。
お金の不安がなくなり、お金の不安がなくなると、なぜか赤字もなくなり、心
も豊かに、経済的にも裕福になりました。
そんなふうに、言葉や思考を変えるだけでお金のブロックがなくなり、
お金がらみで苦しい思いをすることがなくなってきたのです。
はどの起業家の例を考えてみれば、「金持ちになりたければ金持+
に振る舞え」です。
よく聞く言葉かもしれませんが、これは真実なのです。
お金持ちに見られたら受け入れる。